こんにちは!
6月12日で、ラグビーワールドカップ2019日本大会まであと100日となります。
ラグビーファンとしては胸が高まりますね!!
ワールドカップの試合会場やキャンプ地では、6月8・9日または15・16日(いずれも土曜日曜)に、100日前のイベントが予定されています。
多くの自治体では、ラグビーの現役選手やOB、芸能人などを呼んで、トークショーやライブイベントなどが行われます。
東京都は、小池百合子知事がイベントに参加する予定です。
豊田スタジアムで試合が行われる愛知県は、名古屋市でのイベントを予定しています。
元ラグビー日本代表の大畑大介さん、中川家のお二人、SKE48などが出演者に名を連ねています。
岩手県釜石市のイベントは、違った趣きがあります。
ラッピングトレインの出発式や、スタジアム周辺の清掃とガードレールの塗装のボランティア活動という、復興をテーマとする開催地らしさにあふれる内容になっています。
トークショーなど、無料で参加できるものが多いです。
100日前イベントの中でも、特に力を入れているのが大分会場です。
準々決勝の2試合が行われる特に重要な会場の1つですが、開催地として課題を残しているのが現状です。
課題というのは、交通渋滞です。
今回は、大分会場の渋滞事例を交えながら、ラグビーワールドカップ当日の交通規制や予想される混雑を考察していきます。
後半では大分の100日前イベントを紹介しますね!!
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目次
ラグビーワールドカップ2019大分会場の交通規制は?
ラグビーワールドカップ2019日本大会の大分会場は、大分スポーツ公園総合球技場です。
Jリーグの大分トリニータのホームスタジアムでもあります。
2002年には、サッカーのワールドカップの会場になりました。
カメルーン代表のキャンプ地だった旧中津江村は、大分県ですね。
九州を代表する大規模なスタジアムなので、B’zやMr.Childrenのライブ会場にも使われましたね。
もちろん、数多くのスポーツイベントも経験しています。
しかし、国際試合の会場として、課題を残す事例がありました。
2018年11月16日、サッカーの日本代表がベネズエラとの試合を大分で行うことになりました。キリンチャレンジカップですね。
会場となった大分スポーツ公園総合球技場までは、両チームともバスでの移動でした。
ところが、両チームのバスと、さらに審判を乗せた車までもが渋滞に巻き込まれてしまったのです。
結局警察車両がバスを先導する騒ぎとなり、予定の試合開始時刻には間に合ったものの、選手らは予定の1時間以上も遅れて会場入りするはめとなりました。
さらに気の毒だったのは、何と言ってもこの試合を楽しみにしていたファンですよね。
チケットは完売だったのですが、結局入場したのは8割ほどでした。
渋滞に巻き込まれて、会場までたどり着けなかった方が多かったのです。
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大分スポーツ公園総合球技場は大分市の郊外にあり、JR大分駅からバスと徒歩で1時間ほどかかります。
さらに、帰宅ラッシュや雨などが重なり、自動車での移動が困難な条件が重なりました。
高速道路では、10キロ以上の渋滞を記録しました。ゴールデンウイーク並みですね。
これらの事態を受けて、大分県の関係部局などが対策会議を開催しました。
イベント案内の十分な事前告知、駐車場への誘導、シャトルバスなど公共交通機関の活用などが話し合われたそうです。
もちろん、ラグビーワールドカップを控えていますので、何も準備していなかったわけではありません。
2018年6月9日大分スポーツ公園総合球技場で、日本対イタリアのテストマッチが行われました。
マフィ選手や福岡選手などのトライで日本が34-17で勝ちました。ティア1からダブルスコアの勝利!!
この試合は、日本代表の腕試しとともに、翌年のラグビーワールドカップ日本大会の予行練習ともいえました。
当日の交通規制
スタジアムや、大分駅周辺などで規制がありました。
14時45分キックオフで、試合終了がそれから2時間後くらいです。
10:00~20:00の交通規制ということは、試合の前後5時間くらい規制がかかっていることになりますね。
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ラグビーワールドカップ2019大分会場の混雑予想は?
開催地である大分県は、ホームページでラグビーワールドカップ観戦に際しての注意を呼び掛けています。
試合当日渋滞するのはもちろんのこと、自家用車での来場を禁じています。
余裕を持って早い時間から動くように勧めていますね。
現在、シャトルバスの運行や、パークアンドバスライドを計画中です。
どちらにしてもバスは走らせるのですが、どちらもまだ未定ですね。
参考までに、大分トリニータが試合をするときのアクセスやシャトルバスはこうなっています。
https://www.oita-trinita.co.jp/ticket/access/
大分駅からスタジアムまで、徒歩も含めると、
- タクシー 25分
- シャトルバス 35分
- 路線バス 45分から50分
となっていますね。
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しかし、これはあくまでも所要時間、つまり「何事もなければかかる時間」ということですね。
実際はどうなのでしょうか?
サッカー関連の口コミサイトを見てみました。
自家用車で来場する人が多く駐車場もたくさんあるのですが、とにかく混雑がひどいという意見が多かったですね。
試合の前後2時間は渋滞するので、駐車場の車の中で2時間待っています、とのことです。
もしこれがラグビーワールドカップだったらどうなるでしょうか?
大分スポーツ公園総合球技場で行われる試合は以下の通りです。
日時 | キックオフ | 対戦カード |
10月2日(水) | 19:15 | ニュージーランド 対 カナダ |
10月5日(土) | 14:15 | オーストラリア 対 ウルグアイ |
10月9日(水) | 18:45 | ウェールズ 対 フィジー |
10月19日(土) | 16:15 | 準々決勝① |
10月20日(日) | 16:15 | 準々決勝③ |
平日夜に2試合、週末に3試合組まれています。
しかもニュージーランド、オーストラリア、ウェールズと優勝候補ばかり。
さらに準々決勝が2試合。全部いいカードじゃないですか。
どの試合もものすごく渋滞するのは確定ですね。
大分トリニータの平均観客動員数は、J1に昇格した2020で14,000人ほどです。
ラグビーワールドカップでは、スタジアムが満杯になると仮定すると、40,000人が来場することになります。
つまり、Jリーグの3倍くらいの人が来ることになりますね。
前に挙げた、「試合の前後2時間は渋滞」に当てはめるとします。
3倍だと6時間。そういう計算になってしまいますね。
6時間余裕をみるとしましょう。
オーストラリア対ウルグアイは、14:15キックオフなので、朝8時頃から渋滞することになります。
ニュージーランド対カナダは19:15キックオフなので、21時前後に試合が終わります。
そうすると、次の日の午前3時まで混雑ーーー。電車が走っていない時間じゃないですか。
あくまでも試算の結果ですが、相当の混雑は覚悟すべきですね。
シャトルバスなどの運行は出来る限りの増便をお願いしたいです。
そのうえで、
- 早めに出て早めに帰る
- 徒歩の距離を長くする
- 宿の確保
など、自分でできる対策は取りたいですね!
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大分で行われる100日前イベントを紹介!!
6月8日(土)に、大分のラグビーを盛り上げようと、「One Rugby,One Oitaフェスティバル TRY in Oita」が開催されます。
ワールドカップ本番を想定して、午前11時から午後10時までの11時間という長いイベントです。
場所は大分駅前にある、大分いこいの道広場です。
大分県内の市町村がグルメブースやパンマルシェを出店したり、ラグビー体験アトラクションが設営されます。
ステージでの催し物も盛りだくさんです。
元ラグビー日本代表の今泉清氏(大分県ラグビー大使です)のトークショーや、お笑いコンビのスリムクラブ(ボケの真栄田さんが元ラグビー沖縄県の高校代表です)のライブなどがあります。
大分市中央通りでは、One Rugby,One Oitaパレードが行われます。
大分県内の高校生によるブラスバンドがパレードを先導します。
荒天の場合は中止となりますのでご注意ください。
連携イベントで、同日の13時から16時に、第9回大分市中央通り歩行者天国が開催されます。
こちらは市民の方々がフリーパフォーマンスをしたり、商店街から飲食ブースを出店したりなどの催し物があります。
通行止めによる交通規制がありますので、地図で確認してくださいね!
6月9日(日)には、第8回大分県ラグビー祭「早明招待ラグビー」が開催されます。
昨年の大学日本一の明治大学に早稲田大学が挑む、伝統の一戦が大分にやって来ます。
13時キックオフで、10時からはラグビー教室「ラグビーを楽しもう!」があります。
こちらのイベントは有料になります。
会場は大分市営陸上競技場です。
ラグビーワールドカップの会場とは違う競技場なので、ご注意ください!!
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まとめ
今回は、
- ラグビーワールドカップ2019大分会場の交通規制
- ラグビーワールドカップ2019大分会場で予想される混雑
- 大分で行われる100日前イベント
について紹介しました。
12ある開催地の中で、特に大分の事例を取り上げてみました。
大分に限らず、開催地である各自治体は、ラグビーワールドカップに向けていろいろな取り組みを行っています。
一方で、開催地それぞれが大会までに解決すべき問題を抱えています。
大分では、混雑の解消が課題となっています。
大きな国際大会を初めて開催する所もあります。
逆に多くの大会を経験した所が、ラグビーワールドカップの事前周知不足だったりもします。
しかし、週末に100日前のイベントを開催する自治体が多いです。
それだけでもラグビーワールドカップへの熱を感じることができます。
ラグビーワールドカップが待ちきれない人は、近くにこういったイベントがあれば参加してみましょう!!
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