こんにちは!
バスケには、
- ポイントガード
- シューティングガード
- スモールフォワード
- パワーフォワード
- センター
の5つのポジションがありますね。
ポジションを決めるにあたり、背が低いからガード、背が高いからセンターなどというような振り分けをされることがあるかと思います。
しかし、チーム内で背が高いことでセンターにされたけどガードがやりたいと悩んでいる人を見かけます。
ガードに身長は関係あるのでしょうか?どのような体格の選手が最適なのでしょうか?
そこで今回は、
- バスケのポイントガードと身長の関係
- バスケのポイントガードの最適な体格
- バスケのポイントガードの高身長・低身長のメリット・デメリット
をポイントガードの体格について、ポジションの役割を踏まえながら解説していきますね。
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バスケのポジションに関してはこちらの記事でも紹介しております。合わせてお読みください。
目次
バスケのポイントガードに身長は関係ある?
バスケは高身長の人のスポーツだと言われます。
たしかに、背が高い方がゴールが近くなるので、ゴール下で戦うのには有利かもしれません。
では、ゴールから1番遠いガードに身長は関係あるのでしょうか?
背が高い人はポイントガードができないの?
バスケの試合を想像してみましょう。
例えば、背の低い人がセンターをしたとしますとどうなるでしょうか?
周りのディフェンスは大きい人ばかりですぐに囲まれてしまったり、簡単にブロックされてしまったり、なかなかシュートまでたどり着けないですよね。
体の小さい人がゴール下で戦うのは難しいです。
次に、背の高い人がガードをしているのを想像してください。ドリブルがうまく、指揮能力があれば特に困らないですね。
バスケでは、ゴール下で戦うセンターは高身長が求められます。
しかしガードは、身長が高いか低いかは関係がないようです。
背が低い人がポイントガードに多い理由
背が高くてもガードができるのに、実際はチームの中でも小さい方の人がガードをやっていますよね。
これによって、背が高いとガードができないと思われがちです。
ではどうしてガードには背が低い人が多いのでしょう?
それは、
- 背の低いチームだから
- ドリブルの技術があるから
です。
センターは背が高くないと厳しいですね。全体的に小さい人が多いチームの場合、大きい人をセンターに選ぶと残るのは背の低い人ですね。
背が低いと下のポジションができません。
背が低くてもバスケがしたい、試合で活躍したいと思ったら、背が低いからこその強みを持とうとしますね。
それによって背の低い選手にはドリブルの技術がある人が多いですよ。
こういった理由から、ガードは背の低い人が務めるのですね。
背が高くてもガードをするためには?
まずはポジション別の役割を確認しましょう。
- ポイントガード→チームの司令塔、ボール運び
- シューティングガード→外からのシュートで得点を稼ぐ
- スモールフォワード→中と外の攻撃、リバウンドで得点を稼ぐ
- パワーフォワード→リバウンドと外から中へのパス
- センター→ゴール下でのプレイ
ポイントガードはコート上で司令塔としてプレイヤーを動かして得点を狙います。
自分からというよりは、味方を動かして隙ができたところにパスをし、味方がシュートを狙いに行くことが多いです。
その中でも、自分が得点を取るという意識でもいないといけません。また、スローイン後にフロントサイドまでボールを運ぶ役割もあります。
そのためポイントガードには
- ドリブル技術
- パス技術
- 広い視野
- リーダーシップや指揮能力
が求められます。
背が高い人でもこれらのことができればガードとしてプレイできるチャンスがありますよ!
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ポイントガードの最適な体格
背が高くてもガードはできるとお話ししましたが、実際のガードの最適な体格とはどれくらいの大きさなのでしょうか?
日本代表の身長を見てみましょう。女子バスケ日本代表のポイントガードの身長は以下の通りです。
- 藤岡麻菜美選手 170cm
- 町田瑠唯選手 162cm
- 本橋菜子選手 164cm
- 三好南穂選手 167cm
女子バスケのポイントガードの平均身長は165cmです。
日本最高のポイントガードと言われた吉田亜沙美選手も165cmでしたね。
2日目
AKATUKI FIVE
#12 吉田亜沙美 pic.twitter.com/1Jyus5GrcS— maaaaaai. (@b_maaaaaai) 2017年7月10日
高校以上の女子バスケは約165cmが適しています。
では次に男子バスケ日本代表のポイントガードの身長を見てみましょう。
- 富樫勇樹選手 167cm
- 比江島慎選手 190cm
- 篠山竜青選手 178cm
- 宇都直輝選手 189cm
男子バスケのポイントガードの平均身長は181cmです。
男子バスケには2m越えの身長の選手が4人います。比江島選手は190cmと大きめのですがガードをしていますね。
なんだその目は(笑)#栃木ブレックス#比江島慎 pic.twitter.com/xNHt2H9Nhx
— nyanko.T (@baku8acou1stic7) 20204月22日
しかしプレイを見ていると小柄な選手と同様の動きができています。
実際高校バスケでは180cmを越えるとセンターに抜擢されることが多いでしょう。富樫選手は167cmでもNBAで活躍していますよ。
バスケポイントガードの高身長・低身長のメリットとデメリット
ガードの身長によってメリットとデメリットがあります。
身長の高・低ごとのメリットとデメリットを見ていきましょう!
ポイントガードの高身長メリットとデメリット
高身長でガードをするメリットとデメリットを紹介します。まずはメリットからお話ししましょう。
- コートを見渡しやすい
- ミスマッチを生むことができる
ミスマッチになると相手は動揺します。そして守りにくさからディフェンスが崩れることがあります。これは大きなポイントですね。
続いてデメリットを見てみましょう。
- 小回りが利きにくい
- ドリブルスティールをされやすい
高さがある分動きにくさがあり、細かいドリブルから仕掛けるときは少し遅れてしまう傾向があります。
ポイントガードの低身長メリットとデメリット
チームでは小柄な選手によるポイントガードはよく見かけます。低身長プレイヤーのメリットとデメリットを紹介します。
まずはメリットからお話しします。
- 素早い
- 小回りが利きやすい
- ドリブルスティールされにくい
小柄な分、低い姿勢で細かいドリブルをしていても次の行動が速くなります。床と手の距離も近いのでスティールされにくいのもいいですね。
続いてデメリットを見ていきましょう。
- コートに死角がある
- 相手ディフェンスが同じくらいの身長
- パスミスによるターンオーバーが多い
全体を見て指示する役割がありますが、目の前を塞がれるとその奥が見えていないときがあります。チェストパスやオーバーヘッドパスが通りにくいこともあります。
まとめ
今回は、
- バスケのポイントガードと身長の関係
- バスケのポイントガードの最適な体格
- バスケのポイントガードの高身長・低身長のメリット・デメリット
について紹介しました。
センターは高身長でないと不利になりがちですがガードに身長は関係ないと言えます。
ガードの役割はチームの司令塔で、ガードの役割を果たせる技術と性格があれば高身長でもガードをすることができます。
チームに自分より大きく、センターを任せられる人がいれば、ガードを諦める必要はありません。
しかしガードは高い技術と多くの努力が必要な難しいポジションです。
練習を重ね、チームを勝利に導ける司令塔を目指して頑張ってください!
バスケのポジションに関してはこちらの記事でも紹介しております。合わせてお読みください。
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