こんにちは!
高校に入ったらバスケ部のマネージャーをしたいと考えてる人もいるのではないでしょうか。
しかし中学校までは、「バスケ部」はあっても「マネージャー」というポジションはあまりありません。
バスケの経験者はプレイヤーとして高校でも活躍することはできますが、マネージャーはみんなが初心者です。バスケ経験者にとっても、マネージャーは未知のものなのです。
そこで今回は、
- 【バスケ】マネージャーの心得や役割・仕事
- 【バスケ】マネージャーのあるあるネタや恋愛について
を紹介していこうと思います。
マネージャーとは何をする人のことか、プレイヤーにとってどのような存在になればいいのか、どんな仕事をするのか、マネージャーになりたい人の疑問を解明していきます。
すでにマネージャーとして活動している人も、自分のレベルアップに繋げられるようにまとめていきますよ。
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バスケに関してはこちらの記事でも紹介しておりますので、合わせてお読みください。
目次
バスケのマネージャーの心得
マネージャーとは、選手をサポートしチームを支える人をいいます。
簡単に聞こえますが、深掘りしていけば決して楽なものではありません。
誰かを支えたいと思う人はマネージャーに向いている傾向があります。しかし、マネージャーは、自分よりも何よりも選手を大切にしなければいけません。
そして、特定の人にひいきせず、全員に同じようにサポートをします。
仕事はほぼ雑用です。選手は「マネージャーなんだからそれくらいやって当たり前」と思っていることが多いため、「ありがとう」と言われることもまずないと思った方がいいです。
見返りを求めず、チーム全員を支える心構えが必要です。
そして、マネージャーが辛そうにしていると選手にその雰囲気が伝わってしまいます。支える立場の人が選手に迷惑をかけるというのはよくありません。
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バスケのマネージャーの役割
「マネージャー」を日本語にすると「管理する人」という意味になります。マネージャーはサポートのほかに、「管理人」の役割があります。何をどのように管理するのでしょうか。
バスケの大会や練習試合での管理
試合時間、試合するコートを把握しておくことはもちろん、
- 次に当たるチームはどのようなチームか?
- 試合前のアップを始める時間はいつか?
- 次の試合のユニフォームの色はどっちか?
などほかの学校の試合を見ておく必要もあります。
選手は他校の試合を見ながら技を盗んだり次の試合に備えたりしますが、同時にその試合のタイマーを見ながら行動時間を決めます。
選手が集中して試合を見られるように、余裕を持って次の行動をできるように、マネージャーが把握しておく必要があるのです。
オフィシャルがあるときはそれも把握しておきましょう。試合が始まるのにオフィシャルズが来ないとなると大会に関わる全ての人に迷惑をかけ、自分のチームの信用がなくなってしまいます。
バスケ選手に対する管理
誰がいつどの場面でどうやって怪我をしたかがわかれば適切な処置ができたり、重傷になるのを抑えられることもあります。
また、選手の変化にも気づかなければなりません。
いつも通りのプレイができていないのは、
- どこか痛いのか
- 具合が悪いのか
- メンタルが弱っているのか
普段から観察しておくようにしましょう。
物品の管理
部室に置いてある物、使った物と在庫なども把握しておかなければなりません。
例えばテーピングがあと2個しかないのに気づかなかった、残り1個になったときに気づいて先生に報告したが発注して届く頃にはなくなってしまった、では大変です。
試合のこと、選手のこと、部活で使うもののこと、全てを把握して適切な場面で適切な行動をすることが選手のサポートに繋がります。
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バスケのマネージャーの仕事
マネージャーはほぼ雑用と書きました。ではどのような仕事があるのか、場面ごとに以下にまとめます。
①練習開始前
- 練習で使うものの準備
- →ボトルに水を入れる、アイシングの準備、ゴールを下げる、ボールや作戦板などを出すなど
- 雑巾がけの準備と片付け
- 怪我人のテーピング
②練習中
- 練習内容やメニュー名のメモをとる
- タイマーのセットとカウント
- 選手が転んだ場所のモップがけ
- 怪我の応急処置
- ボトルの水の入れ替え
- 必要がある練習メニューではリバウンドやパス出し
③練習後
- ミーティング内容のメモをとる
- 片付け
- 選手の怪我がないかの確認
- 選手が帰った後の忘れ物や片付けの不備がないかの確認
④帰宅後
- メモをもとに部活ノートを書く
- アイシングやゼッケンを洗う
- 次の日の朝ノートを顧問に提出する
⑤大会、練習試合の準備
試合に持っていく物を準備する
⑥遠征、合宿
- バスやご飯、朝ランなどの集合時の点呼
- 洗濯
- 就寝の呼びかけ
⑦試合前後
- 先生にアップメニューの確認をする
- 前の試合時間を見ながらアップ時間を選手に伝える
- アップの準備
- 怪我人のテーピング
- 全員のコンディションチェック
- 試合用のベンチとギャラリーの準備
- 試合後のベンチとギャラリーの片付け
⑧試合中
- スコアシートの記入
- タイマーのカウントダウン
- 怪我の応急処置
学校によっては審判をしたり体作り用におにぎりやプロテインを作ったり、マネージャーの人数によっては試合の記録用ビデオを撮るところもあります。
反対に、テーピングは主務や顧問がやるからマネージャーはやらないというところもあるので、入部前に確認した方がよさそうです。
また、「自分がこうしたら選手は喜ぶ?」「こうしたらバスケに集中できる?」と考えると、決められた仕事以外のことができます。
例えば、スポーツマッサージの勉強をしてみる、手があいたらボール磨きをするなどです。
これによって選手がバスケに集中できる環境を作ることもでき、自身のレベルアップにも繋がりますよ。
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マネージャーなら共感!?マネージャーあるあるって?
漫画やドラマで見るようなマネージャーとは全く違うため、「こんなはずじゃなかった」「こんなに辛いは思わなかった」と思って辞めていく人も多いです。
しかし、マネージャーにしかわからない悩みも、マネージャーをやらなければ知ることのないやりがいや楽しさもあるのです。
そこで、実際にマネージャーをやってみると頷いてしまうようなあるあるをまとめました。
- 「マネージャーって楽でいいよね〜」と言われがち
- 「いや、楽じゃないから。やってみろよ。」と思う
- 選手にお母さんと呼ばれる
- 男子バスケのマネージャーは男目当てと思われがちだが選手のことを男として見れなくなる。
- チームが第二の家族
- だんだん母性本能が出てきて全員息子、娘に見えてくる
- 他校のマネージャーと仲良くなる
- 自分以外のマネージャーはマネージャー仲間でありライバル
- 男子バスケのマネージャーは選手の彼女に嫉妬されて喧嘩になることがある
- 選手からのふいの「ありがとう」に弱い
マネージャーは常に選手を観察し、支えているので母親のような存在になってしまいがちです。
また、感謝されようとしているわけではなく当たり前のことをしているのにも関わらず、選手から感謝されると嬉しいものですよ。
この人たちのために頑張っていてよかったと思うので、この瞬間が1番やりがいを感じるというマネージャーは多いのではないでしょうか。
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バスケのマネージャーは選手と恋愛はしてもいい?
キャプテンとマネージャーが付き合っているというのはよく漫画では見ますよね。実際はどうなのでしょう。
部活内での恋愛はしてもいい?と聞かれますが一概にいいともだめとも言い切れません。
しかし学校によっては部内恋愛を禁止しているところは多くあります。
マネージャーが彼氏だけをひいきする可能性があるから、別れた後部活内で気まずい雰囲気を出されるとほかの部員に迷惑だから、など理由はさまざまです。
実際に付き合う人は多少いるようですが少なく感じます。
男目当てなのではないかと先輩マネージャーが気づくと、選手を守るために後輩マネージャーを辞めさせるというのが多い傾向があります。
また、マネジメントしているうちに、恋愛対象ではなく息子のように見えてくるため、恋愛に発展することはあまりありません。
しかし他校の選手と付き合う人は多いようです。
自分のチームに悪影響を及ぼさないようにするのもマネージャーの役目です。もし選手と恋愛関係になったときは、公私混同しないようにしましょう。
部活は部活、恋愛は恋愛でメリハリをつけ、カップルのノリのまま部活に臨まないようにしましょう!
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まとめ
今回は、
- 【バスケ】マネージャーの心得や役割・仕事
- 【バスケ】マネージャーのあるあるネタや恋愛について
を紹介しました。
ここで紹介したものをまとめると、
- マネージャーの心得は、「見返りを求めず、常に笑顔で全員を平等に支える」です。
- マネージャーは多くのことを管理しておくのが役割であり、それがサポートに繋がります。
- マネージャーの仕事は雑用がほとんどです。
- 部活中だけでなく、家でもやることがあります。
- マネージャーは雑用以外の仕事を自分で見つけられるとマネージャーとしてのレベルアップができます。
- 見返りを求めない分、ふいに感謝されると嬉しいです。
- 部内恋愛は推奨できません。恋愛する場合はメリハリをつけましょう。
マネージャーはドラマで見たような理想のマネージャーとは遠いものかもしれません。
しかし、「青春=部活!」と言えるくらいたくさんのことが身につきます。バスケ以外のどのマネージャーにも言えることです。
選手のために頑張れるいいマネージャーを目指して頑張ってくださね。
バスケに関してはこちらの記事でも紹介しておりますので、合わせてお読みください。
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