こんにちは!
東京オリンピック2020で新たな種目として追加されたことで、3×3バスケが少しずつ注目を集めるようになってきました。
3×3バスケはコートが狭く少人数でできるので、5人制のバスケットボールと比べると競技を始めやすく、また、試合中の選手と観客の一体感もあるので非常に盛り上がるスポーツです。
競技者人口やファンを集めやすいスポーツと言えるでしょう。
しかし、3×3バスケの会話をしている人を見かけることは、非常に少ないですよね!
その理由は、「3×3」の読み方が分かりにくい、口に出しにくいからだと思います。
是非、その時に合わせた言い方をマスターして、戸惑いなく3×3バスケの会話を楽しんでくださいね!
今回はバスケットボール3×3の読み方について
- 3×3バスケの読み方は?正式な呼称と会話時の言い方は?
- 3×3バスケの読み方は?正式な呼称の理由や経緯を解説!
- 3×3バスケの読み方は?正式な呼称の理由を歴史的に解説!
と紹介していきます。
ぜひ最後までご覧くださいね!
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目次
3×3バスケの読み方は?正式な呼称と会話時の言い方は?
結論から言うと、日本での3×3の正式な呼称は「スリー・エックス・スリー」です。
会話の中では「スリー・バイ・スリー」や「スリー・オン・スリー」「さん・たい・さん」などと言う場合もあります。
気を付けるポイントとして「スリー・オン・スリー」と「さん・たい・さん」には別の意味もあることを知っておくと良いでしょう。
バスケットボール経験者はほとんどの人が知っていることと思いますが、この2つは、5人制バスケのゲーム中の流れで3人対3人の戦いとなる場面を指すことや、同じく5人制バスケのための練習の一つとして、3人ずつでゲーム形式をとる場合にも、これらの言い方をします。
この場合は、書くとするならば「3on3」や「3対3」となります。
バスケットボールの種目の一つとして会話をしている場合と、5人制バスケが基準の会話をしている場合では、同じ読み方をしているフレーズでも意味が違うので、ここを聞き分けられるとスムーズに会話を楽しるでしょう。
会話における3×3の読み方は、正式かそうでないかはあまり関係ないと思います。
その時の相手や空気に合わせて選択できるといいですね!
そして、「日本ではスリー・エックス・スリーが正式な呼称である」と先述しましたが、世界では「スリー・バイ・スリー」も正式な読み方です。
この二つの意味は同じですが、どうして日本と世界で違いがあるのかは、次に詳しく解説しますね!
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3×3バスケの読み方は?正式な呼称の理由や経緯を解説!
バスケットボールで3×3の正式な呼称は、日本では「スリー・エックス・スリー」です。
世界での読み方は「スリー・バイ・スリー」が正式です。
『3×3バスケットボール』の呼称が『スリー・エックス・スリー』に統一されることになった。JBAが発行しているルールブック『スリー・バイ・スリー』という呼称が使用されていたが、以前の『スリー・オン・スリー』をいまだに使われている。
JBAが発表https://t.co/8rZwvxZeTU
— 徳島県人@ナミキちゃん推し (@iida2027namiki) October 6, 2019
読み方に違いがでた理由は、日本での「スリー・バイ・スリー」という言葉の印象にあります。
「スリー・バイ・スリー」は、FIBA(国際バスケットボール連盟)が、3×3バスケを正式な競技種目として世界共通ルールを設けた際に名付けた呼称でした。
しかし、日本で「スリー・バイ・スリー」という言葉が誤解されることが多発し、5人制バスケの練習のための3対3や、競技ではなくルールを設けず遊びとしておこなう3対3など、様々なものと混同されてしまったようです。
そこでJBA(日本バスケットボール協会)が別の呼称を提案し、FIBAから許可をもらえたので「スリー・エックス・スリー」が日本(JBA下)では正式な読み方となりました。
「スリー・エックス・スリー」は言いにくいので「スリー・バイ・スリー」のままルールを広報した方がよかったのではないかと思いますが…
どちらの読み方もFIBAが認めた呼称なので、2つとも正式なのですね!
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3×3バスケの読み方は?正式な呼称の理由を歴史的に解説!
バスケットボールにおける3×3や3on3、3対3には、過去様々な意義やルールがありました。
少ない人数でできるストリートバスケとして、5人制バスケの練習として、半面空いているコートを使った遊びとして、その日、その時、その人たちの目的や気分によってルールが決められ、もしくは決められなくプレーできる自由でフランクなバスケが「スリー・バイ・スリー(スリー・エックス・スリー)」の原型です。
スポーツの原型と言えば、草原や砂地など自然やそれに近い場所で簡単なものを使ってできる遊びが元になっていることが多いです。
野球やサッカーもそうですよね!
しかしバスケットボールは、宙に浮くバスケットや平坦な床が必要となります。
それは、元々屋内でできる体育として考案されたからです。
冬場の体育が屋内での体操ばかりとなり、生徒たちのモチベーションが上がらないことに悩んだ先生が、桃の籠にサッカーボールを入れるゲームを考えたのが、バスケットボールの始まりと言われています。
元々が整備された体育館で行うことを前提としているため、いつでもどこでも誰でもできる自由な遊びではなかったのです。
そこへ正式ルールを設け、人気が出てプロリーグができたりすると、何とか工夫して似たゲームをしようという人たちが始めたのが、ストリートバスケですね!
広場や路地で誰でもできるので、バスケになかった自由さとフランクさが生まれたのです。
この自由でフランクなバスケから、FIBAが世界共通ルールを設け、2007年に正式競技種目として3×3が今日まで世界に拡大しています。
FIBAが公表している正式呼称としては「スリー・バイ・スリー」です。
日本ではJBAがFIBAの承認を得て、2020から「スリー・エックス・スリー」の読み方をしているのです。
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3×3バスケの読み方やその理由まとめ
今回はバスケットボール3×3の読み方について
- 3×3バスケの読み方は?正式な呼称と会話時の言い方は?
- 3×3バスケの読み方は?正式な呼称の理由や経緯を解説!
- 3×3バスケの読み方は?正式な呼称の理由を歴史的に解説!
と紹介しました。
3×3の正式な呼称は
- FIBA(国際バスケットボール連盟):「スリー・バイ・スリー」
- JBA(日本バスケットボール協会):「スリー・エックス・スリー」
※スリー・エックス・スリーの方も、FIBAから許可をもらっています。
しかし、「スリー・オン・スリー」や「さん・たい・さん」など、別の言い方をする人もいます。
この2つの言葉は違う意味を持つ場合もありますが、会話として3×3バスケを指していることもあります。
3×3は比較的自由でフランクなバスケが原型ですから、細かいことは気にしなくて良いのではないでしょうか。
何が正しいか分からなくて会話ができないでいる人は、まず「スリー・バイ・スリー」と言ってみることを提案します。
日本(JBA下)では「スリー・エックス・スリー」ですが、最近のことなので知らない人もいますし、知っていても言いにくいので「スリー・バイ・スリー」と読んでいる人も多いからです。
プレーや観戦だけでなく、会話も楽しんでくださいね!
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