こんにちは!
みなさんは水泳のバタフライを泳げますか?難しいイメージが強いかもしれませんね。
そしてバタフライは競泳のためだけの泳法だと知ってましたか?
ルールもあり、泳ぎ方も覚えなければならないので、中々最初はとっつきにくいと感じる方も多いでしょう。
しかし競泳競技規則を読んだだけではわかりにくいですよね。パット見では難しく説明しているように感じてしまいます。
そこで今回は、
- 初級者・小学生向けにバタフライのルールをわかりやすく解説
- バタフライの反則や正しい泳ぎ方
について紹介したいと思います!
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水泳のバタフライに関してはこちらの記事でも紹介しております。合わせてお読みください。
目次
【初心者・小学生向け】バタフライのルールをわかりやすく解説!反則や正しい泳ぎ方も紹介!
バタフライは知らない人からすれば少し特殊と感じる泳法ですよね。
ここでは初心者や小学生の方にもわかりやすいようバタフライのルールについて紹介していきます!
バタフライのうつぶせルール
バタフライにはスタートと折り返しの後に、
- スタート→最初の腕のかき始め
- 折り返し動作→足が離れた時
にはうつぶせにならないといけません。
バタフライは上体を起こしてターンを行うため、ターン後はうつぶせになっている必要があるんです!
しかも、バタフライは平泳ぎから新たに考えられた泳ぎのため、平泳ぎのターンのルールと似ているんです。
バタフライの両腕・足の動かし方のルール
バタフライを泳ぐ時の両腕は、
- 左右の腕は水中を同時に後方へ移動
- 水面の上を同時に、また元の前方に戻す
という動作をしないと反則なんです。
左右同時に、同じ動作ですよ!動作がバラバラにならないよう、同じリズムで後方から前方に両腕を動かしましょう!
バタフライを泳ぐ時の足の動かし方は、
- 上下動作を同時
- 交互に動かしてはいけない
- クロールのようにバタ足キックはいけない
- 平泳ぎのように足を開いて蹴ってはいけない
というルールがあります。
同じ動かし方で、足を閉じて蹴って下さいね!
バタフライのゴールタッチのルール
バタフライでタッチの際は必ず両手が、
- 同じ高さ
- 同時に壁にタッチ
である必要があります。
平泳ぎのタッチの方法と同じで、同時に左右対称にします。片手でタッチをしないようにして下さい。
バタフライのルールSW8.4はやはり平泳ぎのSW7.6のルールと同じで両手でタッチしなくてはいけないし、その手は必ず離れている必要があります。
バタフライのターンの潜水泳法・浮き上がりのルール
スタート後は、水中での数回の蹴りと後方への一かきは許されます。
ターンの潜水泳法のルールは、
- ターン後の15mは水に潜った状態で泳ぐことができる
- その後の距離は、必ず体の一部が水面から出ていないといけない
自由形・背泳ぎにもある潜水泳法と同じです。
バタフライはもともと平泳ぎから新たに考えられた泳ぎのため、平泳ぎのターンのルールと似ていますが、一部異なるルールがあります。
バタフライは上体を起こしてターンを行います。
ターン後はうつぶせ状態になっている必要があります。これは平泳ぎのルールSW7.2とほぼ同じです。
バタフライSW8.5のルールは自由形のSW5.3と背泳ぎのSW6.3にもあった潜水泳法のルールで、ターン後の15mは水に潜った状態で泳ぐことは出来ます。その後は必ず体の一部が水面から出ないといけません。
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【初心者・小学生向け】バタフライの反則や正しい泳ぎ方を紹介!
次にバタフライの反則&正しい泳ぎ方を紹介します。
バタフライの反則ってなに?
気をつけるべき反則行為の1つ目はフライングです。
初心者や小学生の方はまだ大会など慣れないものです。
大会や記録会を観戦していると、こんなアナウンスを聞いた事がありませんか?
「何組レース、何コースの何さんは、泳法違反があったため失格となりました」
このアナウンスを聞くと残念ですよね。
スタート合図の時は動いてはいけません。
フライングに気をつけてばかりいるとリアクションタイムが遅く、スタート時のタイムに影響します。
特にリレーの第一泳者は緊張で身体の動きも悪いです。反応をイメージしながら、飛び込みのスタートを練習してみて下さい!
2つ目はタッチです。
バタフライは必ず両手です。両手を同時に、水面の上又は下でタッチをしないといけません。
3つ目は15mのキックです。
ドルフィンキックやバサロが得意な人はターン後15mは水に潜った状態で泳げますが、それ以降は必ず体の一部が水面から出ていなければいけないので気をつけて下さいね。
バタフライのフォームやキックの正しい泳ぎ方を紹介!
フォームはバタフライの泳ぎの中で最もスピードが出るのが、スタートの瞬間時です。
しかし、入水すると水の抵抗を受け、スピードは落ちてしまいます。
スピードを維持するためには、抵抗が少ない美しいストリームラインを作り、素早いドルフィンキックをうつことです。
肩のストレッチで柔軟性を作り、腰を反らないようにします。
そして、お腹のおへそに力を入れてバランスをとり、直線のラインをイメージしてみて下さい。
両足が開いているのも大きな水の抵抗になるので、しっかり両足をつけて泳いでみて下さい。
ドルフィンキックは、
- テンポ良く
- 細かいキックをし
- スピード
を維持しましょう。
ドルフィンキックは力任せにキックするのではなく、体全体(腹筋、背筋)を使いキックします。
バタフライは、腕と足の動きのタイミングが合わないと前に進みません。
第一キックは、手の入水とほぼ同時に行い、推進力で前に進みます。
第二キックは、手で水をかくプルのタイミングで行います。水をかく手が胸から腰の横にきた時に第二キックを行うと、浮上する力がつきます。
両足同時に動かし、腰を使って手の先から足の先まで体全体を使ってしなやかにうねるようにします。
バタフライをダイナミックに泳ぎたくなりましたか?
バタフライは両手を水の上で戻すという動きから、肩の周り(三角筋上部)、背中の上部(広背筋、僧帽筋)を主に使います。
泳ぎのコツがわかってくると、外見がみるみる変わってきます。
たくましい肩幅になればマスターしてると自信を持って下さいね。
まとめ
今回は、
- 初級者・小学生向けにバタフライのルールをわかりやすく解説
- バタフライの反則や正しい泳ぎ方
について紹介したいと思います!
近くで見るとすごい迫力のある泳法で、クロールの次に速く泳げますよ!日本の有名な選手は男子は松田丈志さん、女子は星奈津美さんだと思います。
このお二人は長年バタフライを引張ってきました。私はこのお二人の長年のファンです。現役選手だと瀬戸大也選手ですね。
結婚されてからものすごく安定感が増したと思いませんか?東京オリンピックに向けて好調なので、頼もしいです!そんなバタフライをもっと身近に感じてもらえたらと思います。
そして、みなさん一度競泳競技規則を読んでみて下さい。少し難しく書かれていますが、(私だけかも?笑)やっぱり文章でルールを知ると、より水泳を深く理解できると思いますよ。
ぜひ、正しい泳ぎ方を身につけてバタフライを泳いで下さいね!
水泳のバタフライに関してはこちらの記事でも紹介しております。合わせてお読みください。
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