来る3月23日から12日間にわたって甲子園球場で開催される、第91回センバツ高校野球。
今年も、全国から集められた32チームが春の頂点を競って争います。野球ファンにとって、「球春」到来を告げるイベントはプロ野球のキャンプやオープン戦などたくさんありますが、この選抜もその1つではないでしょうか。
今大会では、昨年夏に史上初となる二度目の春夏連覇という大偉業を成し遂げた、王者・大阪桐蔭が切符を掴めないという波乱が。
その大阪桐蔭に代わる、今大会の優勝候補筆頭とも期待されるのが、石川の強豪・星稜高校です!
今回はそんな、
“星稜の注目選手や予想スタメン、予想順位”
などについてまとめてみましたので、最後までご覧ください!
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目次
【選抜高校野球2019】星稜高校の注目選手について
星稜高校で一番の注目株と言えば、なんといってもエースの奥川恭伸投手(3年)ではないでしょうか。
#センバツ いよいよ一週間後に選抜高校野球の出場校が正式決定します。笑顔溢れるポジティブオーラを持つ星稜・奥川恭伸。明治神宮大会では絶対的な信頼感がありました。ひと冬越えた奥川に注目です。今日から個人的なセンバツ注目選手を少しずつお知らせできればと考えています。 pic.twitter.com/3JtrLdWj3g
— 汗と涙。高校野球 (@gari_wasabi) January 18, 2019
最速150km/hのフォーシームを武器とする右の本格派。
その才能を買われて下級生の時からエースナンバーを背負っていることからも、期待度の高さがうかがわれます。
昨年の夏の甲子園後に開催されたU18アジア選手権では、2年生としてただ1人日本代表入りも果たした、プロのスカウトからの熱視線も集める逸材です。
しかし、絶対的なエース1人だけでは勝ち抜くことができないのが現代の高校野球ですよね。
2番手以降も含めた投手層の厚さが、王座を手中にするためには欠かせないファクターとなります。その点、星稜投手陣には奥川以外にも素晴らしい才能がずらり。
左右の二枚看板の一角ともいえる左腕・寺沢孝多投手(3年)は、星稜高校の弟分ともいえる星稜中学時代に全国制覇を成し遂げた経験の持ち主です。
https://twitter.com/Moonlight_35U/status/1061971127994437632
さらに、ともに元U15日本代表メンバーである寺西成騎・萩原吟哉の両2年生右腕も控えます。
U-15日本代表では絶対的守護神として海外選手から奪三振の山を築き、自己最速(139㎞)を更新する141㎞を計測した北陸の至宝・寺西成騎(根上3年)。この逸材を強豪校が見過す訳がなく、水面下では春先から獲得交渉が行われた。名将・山上泰正及び関係者の意見から地元・星稜高校進学で確定との事。 pic.twitter.com/2bzp0QFosW
— 〜克己〜声と笑顔でチームを救え! (@yokohama521) December 20, 2017
#最終回 マウンドにあがる星稜の注目一年生右腕・萩原吟哉。135キロ前後のストレートを投げ込む。ややボール先行し四球でランナーためるピンチ。さぁ高松商業、6点差を追い上げる。 pic.twitter.com/iBk7lMSiub
— 汗と涙。高校野球 (@gari_wasabi) November 12, 2018
その四投手を引っ張るのが、宇ノ気中学時代から奥川投手とバッテリーを組んでいた正捕手・山瀬慎之助選手(3年)。
星稜の主将、山瀬慎之助捕手。笑顔でチームを鼓舞してたのが印象的。ワンバンするボールもしっかり前で止め、ファールボールを追いかけベンチへ滑り込むガッツあるプレーもみせた
2018.11.13 pic.twitter.com/CXMniBHEVO
— MINO (@jyominophoto) November 16, 2018
新チームになってからはキャプテンにも抜擢されました。
そして主砲を任される内山壮馬内野手(2年)は、寺西・荻原の両右腕と同じく元U15日本代表です。
本職は遊撃手ですが、時には山瀬に代わってマスクをかぶりチームを引っ張ります。状況によっては、日本代表経験者同士の2年生バッテリーが見られるかもしれません!
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【選抜高校野球2019】星稜高校の日程
今大会の日程は、冒頭でも触れた通り3月23日からの計12日間です。
例年通り、間には準々決勝の後に1日の休養日が挟まれます。
組み合わせ抽選は3月15日に行われますので、残念ながら現時点ではまだ星稜が何日目から登場するかは決定していません。
彼らが甲子園の舞台でその実力を発揮するのはいつなのか、是非楽しみに待っていることにしましょう。
【選抜高校野球2019】星稜高校の予想順位
高校野球において、最も難しいのが最終順位の予想と言えるでしょう。
星稜高校「各々の選手がしっかり自分の力を出し切れれば」という条件付きではありますが、少なくともベスト4には残るのではないか、と個人的には踏んでいます。
春夏ともにトーナメント制で行われるため、一度負ければ次へは進めません。
近年は1回戦から強豪同士がぶつかることもままありますし、下馬評では優勢と思われていたチームが思わぬ形で足をすくわれる、ということも決して珍しいことではないのです(そこか高校野球の面白いところであり、また残酷なところでもありますよね)。
同じ高校生同士、27個目のアウトを取るまでは何が起こるかわからないのが高校野球。優勝候補と呼ばれる星稜にしても、もちろん例外ではありません。
とはいえ、もちろんそう評価されるからにはそれにふさわしい結果を残してもらいたいところです。
同じく優勝候補と思われた昨秋の明治神宮大会では、北海道の札幌大谷高校相手に惜しくも準優勝に終わりましたが、今年のセンバツ出場に至るまでの秋季大会での戦いぶりは、まさに圧巻の一言でした。
エース奥川は5試合中4試合で計33イニングを投げて自責点0。準々決勝では圧巻の10連続三振を記録しました。
チームとしても失策は5試合でわずか2つ。守備の安定感は全国でも随一と言っていいでしょう。
【選抜高校野球2019】星稜高校のスタメンやベンチ入りのメンバー一覧
それでは最後に、今春の選抜における予想スタメンとベンチ入りメンバーを挙げてみたいと思います。
なお、いずれも昨秋の明治神宮大会でのものを参考にしています。
スターティングメンバー
- (二) 山本伊織(3年)
- (中) 東海林航介(3年)
- (三) 知田爽汰(2年)
- (遊) 内山壮馬(2年)
- (投) 奥川恭伸(3年)
- (一) 福本陽生(3年)
- (右) 岡田大響(3年)
- (左) 有松和輝(3年)
- (捕) 山瀬慎之助(3年)
ベンチ入りメンバー
- 奥川恭伸
- 山瀬慎之助
- 福本陽生
- 山本伊織
- 知田爽汰
- 内山壮馬
- 有松和輝
- 東海林航介
- 岡田大響
- 寺沢孝多
- 萩原吟哉
- 新保温己
- 大高正寛
- 寺西成騎
- 鈴木快明
- 高木宏望
- 伊藤駿介
- 今井秀介
まとめ
今回は、春のセンバツ高校野球における優勝候補筆頭と評される星稜高校について、
“星稜の注目選手や予想スタメン、予想順位”
をまとめてみました。
過去には読売ジャイアンツやニューヨーク・ヤンキースなどでも活躍した「ゴジラ」こと松井秀喜さんをはじめ、後にプロでもスターとなる多くの名プレイヤーを輩出してきた星稜ですが、実は石川県勢は過去の大会で春夏を通じても決勝(春の大会は準決勝以上)進出が一度もありません。
今大会で、星稜が仮に準決勝以上に進出すれば県勢初の快挙となるのです。
もちろん、選手たち自身はベスト4で満足するつもりは全くないでしょう。
明治神宮大会のタイトルを惜しくも逃し、その雪辱を期す彼らがあくまでも目指しているのは優勝ただ一つのはずです。
投打に逸材が多数揃った今回、林和成監督は「新チームとなってからは、過去に率いたチームで一番弱かったが、実力が伸びたのも一番」と評していますよ。
学校としても県勢としても初めての栄冠を手にするチャンスが巡ってきた今大会。
星稜高校の戦いぶりに注目しましょう!
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