子供におすすめな習い事のランキングで男女ともに、スイミングは上位ですよね。
体力づくりや健康面でのメリットがあり、今では子供の習い事の王道です。
小学校の授業でも避けて通れない水泳は、通わせてみようと思う親御さんが多いかと思います。早いうちから遊び感覚で水に親しんで、水に対する恐怖心を取り除いておくことが大切です。
来年の東京オリンピックでメダルが取れる可能性が高いと言われているのが、水泳です。
水泳は子供が上達している姿を身近で見れるスポーツですよね。
そこで今回は、
- 【初心者・子供向け】クロールの泳ぎ方のコツ
- 【初心者・子供向け】クロールの息継ぎや体が沈む時の対処法
について紹介しますね。
私の子供達が長年スイミングスクールに通って習った事を親目線でお伝えしたいなと思います。
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水泳のクロールに関してはこちらの記事でも紹介しておりますので、合わせてお読みください。
目次
【初心者・子供向け】クロールの泳ぎ方のコツ
では、初心者やお子さん向けのクロールの泳ぎ方のコツを紹介したいと思います。
クロールは4泳法の中で、一連の動作をスムーズに行うと、1番スピードが出るので、上達がわかりやすいです。
前に進んだ意識がわかると楽しく泳げます。息継ぎなど苦手意識がでてきますが、それは後ほど紹介しますね。
クロールには3つポイントがあります。
1つ目はただしい姿勢です。
初心者の人は下半身が水中に沈んでしまっていることがよくありますよね。身体を反らさず、しっかり水平に伸ばして、水の抵抗をなるべく受けない姿勢になるように意識しましょう。
2つ目は腕の動きストロークです。
正しい腕のストロークを身につけることで、推進力を生み出します。肩から大きく腕を回し、なるべく遠くの水をキャッチします。
キャッチした水を手のひらの内側に向けながら、身体の中心のおへその方向に向かってかきます。
ひざが下がらないようにしましょう。身体の中心に向けて、S字にかいた手をももに向けてかいて、ひじを伸ばします。
それから身体全体を横に向けてのローリングを利用して、ひじから抜いて前の方に手を戻します。
手は指先、手首、ひじの順で入水し、そして肩、ひじ、手の順で水面に出ます。
3つ目は水泳道具を上手に使って、練習する方法もいいですよ。
きれいにストリームラインで泳げるプルブイやビート板でバタ足を強化出来ます。
競走しあって、練習するのも楽しくなり効果ありですよ。私も何度も競走しましたが、ほぼ負けていました笑。
そしてこちらの動画がクロールの初心者には参考にしやすいかなと思います。合わせてチェックしてくださいね↓↓
【初心者・子供向け】クロールの息継ぎが上手になるコツ!
次は、クロールの息継ぎについて紹介します。
先ほど述べたように、苦手意識がでてしまうところですね。
正しい息継ぎをマスターして、練習しましょう。
息継ぎのコツは、水中で息を吐くことです。
まず、水中で鼻から「ンー」と息を吐き、顔をあげて、「パッ」と口から空気を吸ってみましょう。
そのあと、腕の動きと息継ぎのタイミングを合わせてみましょう。
手が水をかきはじめてたら、顔を横に向いて息を吸い、腕を水面に戻す前に、顔を水中に戻します。
「ンー」、「パッ」の動きが一定のペースで連続して出来るようになったら、ほぼマスターです。
補助者と一緒に鼻から吐く練習をして、息を吐いている時は、お腹がへこんでいる事を確認してあげて下さい。
クロールの息継ぎは、うつ伏せの状態から横向きにするローリングの動作が出来る事です。
右利きの人は左手で支えて右側、左利きの人は右手で支えて左側です。
両方呼吸出来ると、ターンした後、水の抵抗を少なくするために、ひとかき目に呼吸をしないほうがいいので、利き腕ではないほうでも呼吸が出来たほうがいいと思います。
そして、クロールの息継ぎのバランスが悪いと体が沈んでしまいますので注意してくださいね!
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【初心者・子供向け】クロールの体が沈む時の対処法
次は体が沈む時の対処法を紹介したいと思います。簡単に4つのポイントをあげますね。
1つ目は水中でしっかり息を吐く。
顔を水中につけている間息を止めてしまっては、呼吸時に十分息を吸うことが出来なくなってしまうので、8割ぐらいは吐いておくと、楽に吸い込むことが出来ます。
2つ目はストロークのリズムが悪いと沈みやすくなり、苦しい息継ぎとなってしまう。
左右のバランスを一定にし、均等に泳げるようにしてみて下さいね。
苦しくなるとやたらと頭がふらつき、見てて苦しそうなイメージになります。
あたまを上げると脚や腰が下がりやすくなるので、注意しましょう。がむしゃらに左右の腕を動かしても、沈む原因です。
3つ目は呼吸時です。
顔を天井にむけて息を吸うと体に余計な力が入って沈みそうになるので、回さないほうの腕に耳をつけるようにして顔を固定すると沈みにくくなります。
4つ目は最初は水しぶきをあまり立てず、正しいバタ足でキックを止めずに呼吸をする。
呼吸ばかり意識が向いてしまい、キックがおろそかになってしまうと、下半身から沈んでいってしまうので、キックを忘れずに続けましょう。呼吸・手のかき・キックの3つの動きに注意して、リズムよく泳ぎましょう。
まとめ
今回は、
- 【初心者・子供向け】クロールの泳ぎ方のコツ
- 【初心者・子供向け】クロールの息継ぎや体が沈む時の対処法
について紹介しました。
4泳法の中でもクロールは基本的な泳ぎで、全ての泳ぎに通じていきます。
こんなエピソードがあります。
子供が習い始めた頃、「ボビング」という練習があったんですが、他のお子さんより習得が遅く、コーチや私も困ってしまった時期がありました。
今思えば呼吸を鼻からしっかり吐くことが出来ていなかったということですね。
頭で難しく考えてしまって体がついていけなかった…ちょっとした動きを見逃さないように。
基本的な練習に取り組んで、マスターすればこれからどんどん速く泳げる楽しみが待ってますよー!
水泳のクロールに関してはこちらの記事でも紹介しておりますので、合わせてお読みください。
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