こんにちは!
バスケのマネージャーになると、選手にテーピングをすることがありますね。
マネージャーになって初めてテーピングを持った人もいるでしょうし、わたしもその1人でした。
テーピングは種類が多いので、ひとつひとつのテーピングの特徴を理解する必要があります。
また、テーピングの巻き方にも名前がついていたり、痛み方によってテーピングの方法を変えたりと覚えることがたくさんあります。
マネージャーなら、痛がる選手を少しでも楽にしてあげたい、バスケに集中させてあげたい、怪我を防止させてあげたいと思うことでしょう。
そこで今回は、
- バスケマネージャーが覚えるテーピング方法を初心者向けに解説
- バスケマネージャーの必需品や救急箱の準備物
について紹介します。
初心者でもできるテーピング方法から常備しておきたいテーピングや応急処置用具、遠征などに持っていく救急箱の中身まで解説していきますね。
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バスケのマネージャーに関してはこちらの記事でも紹介しているので、合わせてお読みください。
目次
バスケマネージャー初心者向け!テーピング方法をわかりやすく解説!
テーピングは、やっているのを見て真似して実際にやってみるのが1番覚えます。ここでは、バスケで多い怪我とそのテーピングを説明します。
バスケで多い足首のケガ!足首のテーピング方法を解説
バスケでは足首の怪我がとても多いです。足首のテーピングの順番は以下の通りです。
使用テープ:ホワイト38mm
- アンカー
- スターアップ
- ホースシュー
- サーキュラー
- フィギュアエイト
こちらの動画がわかりやすいです↓
アンカーはアンダーラップの固定の役割だけではなく、以降の全ての手順の基準とテーピングのズレ防止にもなる重要な手順です。アンダーラップをしたくない派の人のときでも必ずアンカーはしなければなりません。
固定力を強めたい時期は、⑤のあとに「ヒールロック」という行程を入れてかかとの固定をしましょう。
バスケの代表的なケガ!突き指のテーピング
バスケでは代表的な怪我ですね。突き指をする人は多いのでしっかり覚えましょう。
使用テープ:ホワイト19mm
- アンカー
- アンカー同士を繋ぐようにクロスして貼る
- 手のひら側も同じように貼る
- 指の両サイドに縦に貼る
- アンカーの上にもう一度同じように巻く
使用頻度が多く、手順も単純なのですぐに覚えられますよ。
バスケに怪我はつきものです。
ほかにも、
- 膝の痛み
- ふくらはぎの痛み
- 太ももの痛み
- 手首の痛み
を訴える選手は多く見られます。走るスポーツですので脚の怪我が多いです。注意して選手を見ているようにしましょう。
また、肉離れやシンスプリントを起こしやすいスポーツでもあります。
練習は包帯を使えば、テープも消費しませんし間違えても何度でもやり直せます。
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バスケマネージャーが覚えるべきテーピングの種類を紹介!
伸びるテーピングに伸びないテーピング、細いものに太いもの、救急箱の中にはたくさんの種類のテーピングが入っていませんか。これらは全て異なる特徴があり、使用する部位も違います。まずはテーピングの種類を紹介します。
伸びないテーピング
伸びないタイプのテーピングを非伸縮テープといいます。これらは固定したり圧迫したりするのか目的のテーピングです。
ホワイトテープ
主に
- 足首
- 手首
- 指
に使います。捻挫や突き指で活躍するテープです。
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エラスティックテープ
主に
- 膝
- 肩
- 肘
に使います。バスケでは膝の怪我が多いです。
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固定したい部位の広さを見て選びましょう。ホワイトテープは狭い範囲、エラスティックテープは広い範囲です。
伸びるテーピング
伸びるタイプのテーピングを伸縮テープといいます。これらは動きの制限や筋肉の動きの補助が目的です。
キネシオロジーテープ
肌と筋肉を離す役割があります。
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自着性キネシオロジーテープ
テープ同士がくっつくテープです。
バンテージ
伸縮する包帯で何度でも使えます。応急処置に使用します。
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キネシオロジーテープは裏にメモリがついているので、目安のところでハサミを入れます。
自着性キネシオロジーテープは手で切れます。
そのほかのテープ
非伸縮テープ、伸縮テープのほかに常備しておきたいテーピングがもう一つあります。
それがアンダーラップテープです。
ホワイトテープなどの下に巻き、肌の保護をします。
かぶれやすいなど、肌の弱い人にとっては重要です。しかしアンダーラップを使うと固定力が弱まります。
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バスケマネージャーの必需品は?救急箱には何を入れておく?
大事なのは、練習中や試合中に何が起こっても対応できるようにしておくことです。
軽い捻挫でも応急処置をしてからテーピングでいいでしょう。
重度の捻挫などですぐにでも病院へ行きたい場合、何もせずに行くのと応急処置をしてから行くのでは差があります。
病院に向かう準備や車の手配をしている短時間でも、ある行動ひとつで怪我の治りが早くなることや、悪化を防ぐことがあります。
いつでもすぐに使えるようにしておきたい必需品
選手の怪我を悪化させないため、早く治させるためにマネージャーができる行動とはなんなのでしょう?そしてそれに必要な物はなんでしょう?
マネージャーができる応急処置とは『RICE処置』のことです。怪我をした直後に行う処置の4つのキーワードの頭文字をとっています。
- Rest(安静にする)
- Icing(冷却する)
- Compression(圧迫する)
- Elevation(挙上する)
まずは安静に、そして氷のうとテーピングやバンテージを使って冷却圧迫をし、患部を心臓より高い位置に挙上します。
この行程の中から常備したいものがわかりましたか。マネージャーは常に氷のうとバンテージを準備しておきましょう。氷のうは袋の中の氷が溶けていないようにしましょう。また、空気を抜いて真空状態になった物を使います。
応急処置としては、氷のうとバンテージで患部を圧迫、患部を挙上したまま安静にさせましょう。20分ほど冷やしたら一度はずし、1時間後にまた同じ処置をします。これを3日続けます。
冷やしすぎると凍傷の危険があるので20分以上にならないように気をつけましょう。1人が使用中にほかの人が怪我をすることも十分ありえるので、できるだけ多く準備しておきたいですね。
救急箱の中身
バスケで考えられる怪我とはなんだったでしょうか。そしてそれに対応するテープはどれだったでしょうか。
バスケでは足首、手首、指、膝、ふくらはぎ、太もも、肉離れ、シンスプリントが多いですね。これらの怪我に対応するテープを常備します。
学校にいる間は予備を部室に置いておくのもいいですが、遠征になると足りなくなってもすぐに部室に行けませんね。
学校から離れるときは多めに持っていきます。多少、持ちすぎじゃないかと思うくらいでいいです。試合は何があるのかわからないので準備するに越したことはないです。
持ち物を以下にまとめます。部員数や今テーピングをしている人の人数などを考慮して個数を考えてみてください。
- ホワイト19mm
- ホワイト38mm
- エラスティック
- キネシオロジー
- 自着性キネシオロジー
- アンダーラップ
必要なものはテーピングだけではありません。次のものも忘れずに入れましょう。
- テーピングカッター(ハサミ)
- 絆創膏
- 爪切り
- 体温計
- ピンセット
- ガーゼ、カット綿
- 消毒液
- ビニール袋
- ティッシュ
- ビニール手袋
- うちわ
何か針のようなものが刺さってしまった、熱中症の症状が出た、嘔吐している、そのような状況も考えられるために必要なものです。
こちらの救急箱をチェックして、足りないものを必要に応じて追加していきましょう↓↓
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まとめ
今回は、
- バスケマネージャーが覚えるテーピング方法を初心者向けに解説
- バスケマネージャーの必需品や救急箱の準備物
について紹介しました。
テーピングには
- 非伸縮テープ
- 伸縮テープ
- 保護用テープ
などの種類があります。
バスケに多い怪我は足首、手首、指、膝、ふくらはぎ、太もも、肉離れ、シンスプリントです。怪我の箇所や状況によって使用テープや巻き方が変わります。
応急処置のために氷のうとバンテージを常備します。
救急箱は各種テーピングのほか、ほかの怪我や体調不良にも対応できるように準備しておきます。
いいマネージャーとは常に最悪の事態を想定しています。
こんな怪我をするかもしれない、暑いから倒れる人がいるかもしれない、などの想定ができていて準備が整っていれば、いざ事態が起きたときにすぐに対処できます。
こんなに準備しのに無駄だったと言える方が選手の怪我もなかったということなのでいいことですが、全然準備してたのではたりなかったとなるのはよくないですね。
全ての選手のため、事前の勉強や準備が大切です!
バスケのマネージャーに関してはこちらの記事でも紹介しているので、合わせてお読みください。
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