こんにちは!
東京オリンピック2020でも新種目として採用され、3×3バスケの認知度も上がってきていますね!
バスケットボール経験者もそうでない人も、比較的とっつきやすいスポーツなので、最近始めた人もいるのではないでしょうか。
他の競技経験者や、バスケットボール経験者でも、スポーツ、特に団体戦球技といえば、ポジションが大切になってくることをご存じの場合が多いと思います。
しかし3×3バスケは個人競技でもあるため、ポジションについて深く考えられたり解説されることは、非常にまれです。
そこで、3×3バスケのポジションや役割、分担などをここで詳しく解説し、もっと3×3バスケを楽しんでもらえるきっかけとしていただきたいと思います!
今回は3×3バスケのポジションについて
- 3×3バスケのポジションはどのようなものがある?
- 3×3バスケでそれぞれの役割分担を解説!
- 3×3バスケで自分に向いている役割や活躍方法を解説!
と紹介していきます。
ぜひ最後までご覧くださいね!
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目次
3×3バスケのポジションはどのようなものがある?
https://twitter.com/sea_sports_news/status/1201420198563024896?s=20
バスケットボールのポジションといえば、ポイントガード・シューティングガード・スモールフォワード・パワーフォワード・センターの5つが代表的ですよね!
ところが、3×3バスケは3人ずつしかいません。
バランス的に考えれば、ガード・フォワード・センターの3人いるのが好ましいでしょう。
しかし実は、3×3にはポジションがほとんどありません。
3人ずつの団体戦であることには違いありませんが、3×3はランキングポイントを競う個人競技だからです。
もちろん良い成績を収めたチームは獲得ポイントが比較的高いので、チームが勝てないより勝てた方が有利となります。
その上両チーム3人ずついるので、個人競技とは言え「俺が俺が!」と一人でプレーしても活躍することは難しいですし、ポイントを獲得するにも非効率的です。
また、3人ずつしかいないため、多くの役割をみんながこなさなければなりません。
なので、ポジションとして役割分担する5人制バスケットボールとは違った、それぞれのチーム内での役割分担や、得手不得手による3×3だけの活躍のしかたがあるのです。
では、具体的にどのような役割があるでしょうか、どう分担したら個人とチームが上手く活躍できるのでしょうか。
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3×3バスケでそれぞれの役割分担を解説!
https://twitter.com/DBTISHS/status/1061955756100964352?s=20
バスケットボールで勝利するためのポイントいえば、得点力・ドライブ・リバウンドが最も大きな要素となるのではないでしょうか。
3×3バスケでは、これらの役割は全員が担います。
ゲームの流れの中でこれらを分担するには、人数が少なすぎますからね!
3×3バスケの役割分担には
- 全体のバランスを見て調整する役割
- ディフェンスを引き付ける役割
- 遠距離シューター
などがあります。
5人制バスケットボールでもこれらの役割はあり、ポジションの役割に含まれていることが多いですが、3×3では役割の担い方が少し違います。
全体のバランスを見て調整する役割から具体的な解説をしていきますね。
3×3はコートが狭いため、走る距離が短くオフェンス・ディフェンスの切り替えも早く、当たりが強い、スピーディーでパワフルなゲームになりがちです。
これが3×3の魅力でもありますが、戦略より体格や運動能力が優位に働きがちなゲームになる傾向にあります。
しかし、ここに5人制のプレースタイルを入れる、例えばセットプレーのようにパスのタイミングをずらしたり、全員参加のスクリーンを使ったりすることで、速さ・力強さだけでは得られない得点チャンスをチームに与えることができるようになります。
ディフェンスを引き付ける役割は、ドライブやシュートフェイク等によってディフェンスの注意を引き付け、他の味方に得点チャンスを与えます。
また、基本的に1ゴール1点の3×3では、アーク(3ポイントライン)の外からのシュートが2点得られるので、高確率な遠距離シューターは重宝されます。
ディフェンスにも警戒されるため、ディフェンスを引き付ける役割の人がいて初めて、チャンスを作ることができるのです。
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3×3バスケで自分に向いている役割や活躍方法を解説!
https://twitter.com/VisionOlympics3/status/1206567964700499975?s=20
3×3バスケにおける役割は、そのチームによって多様なものがあると思います。
そのチームを生かし自分が活躍するには、自分に合った役割を担うことが必要です。
全体のバランスを見て調整する役割は、5人制バスケットボールの経験が豊富で理解度の高い人が引き受けるのが良いでしょう。
3×3バスケとはゲーム性が違いますが、バスケットボールの技術や戦術を持たずにこの役割を引き受けるのは困難だからです。
3×3の良さを引き出しつつ、5人制の技術を持ってゲームを調整していくことで、自分の役割を生かした活躍方法がとれます。
ディフェンスを引き付ける役割は、見た目のインパクトがある人や、ボールさばきが上手な人、どこからでもシュートが打てる人が向いています。
ディフェンスを引き付けるには、その人がボールマンになった時に、ディフェンスが「強めに圧をかけよう」「いつでもカバーに行けるようにしておこう」と思ってくれなければなりません。
自分で得点するチャンスもあり、メンバーを生かすこともできるので、基本動作が上手な人は、この役割を担うことが有効な活躍方法となるでしょう。
遠距離シューターはもちろんシュート精度の高い人が良いですが、体格や運動能力の差が顕著に出てしまいがちな3×3において、小柄や細身の人も活躍しやすい役割です。
ディフェンスを引き付けた味方からパスを貰うことで、フリーになれるチャンスがあります。
アークより更に離れた遠距離シュートも練習しておくとよいでしょう。
まさかここから打たれるとは思いもしない場所が自分の射程範囲であれば、チャンスは更に広がります。
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3×3バスケのポジションまとめ
今回は3×3バスケのポジションについて
- 3×3バスケのポジションはどのようなものがある?
- 3×3バスケでそれぞれの役割分担を解説!
- 3×3バスケで自分に向いている役割や活躍方法を解説!
と紹介しました。
3×3バスケには、ポジションがありません。
バスケットボールの中でも公式競技となって歴史が浅い3×3は、戦術や戦法が熟考されつくしていない部分もありますので、今後ポジションという概念ができてくるかもしれません。
しかし現在のところ、5人制のバスケットボールとは異なるゲーム性を持つ3×3には、ポジションではなく、そのチームに合った役割分担というものがあります。
どのような役割があるかはチームによりますが、初級・中級のチームに共通して存在する役割分担は
- 全体のバランスを見て調整する役割
- ディフェンスを引き付ける役割
- 遠距離シューター
等でしょう。
チームの中で、5人制バスケットボールの経験や理解が深い人、比較的ボールコントロールが上手な人、小柄な人や遠距離シュートが得意な人…それぞれが自分に合った役割を担うことで、活躍チャンスが増え、チームの勝利にもつながります。
チームと自分に合った活躍方法を見出して、3×3バスケがもっと面白くなるといいですね!
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