こんにちは!
バスケには多くのバスケ用語がありますね。
バスケをしている人なら知っていて当たり前のバスケ用語ですが、バスケを始めたばかりの人にとっては用語を覚えるのでさえ難しいと感じてしまうかもしれません。
小学校や中学校でバスケをしていた人でも、高校では初めて聞く用語が出てくることもあります。
アメリカ発祥のスポーツなので、用語は片仮名表記のものばかりです。大変かもしれませんが、少しずつ覚えていきましょう。
ここではバスケについて、
- パスの種類
- ドリブルの種類
- ポジションの名前
- シュートの種類
- ファウルの種類
- コート内にあるエリアの名前
などカテゴリ別に紹介していきます。
各用語ごとに簡単な説明もしていくので、意味と関連付けて覚えていきましょう。
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目次
バスケの用語集!パスの種類について
味方へのボールの渡し方には、いくつかの方法があります。
パスの種類をまとめます。
- チェストパス→胸の位置から出す床に平行なパス
- バウンドパス→床で一度ボールを弾ませて出すパス
- オーバーヘッドパス→頭の上から出すパス
- ショルダーパス→ボールを片手で投げるパスで飛距離が出る
- ビハインドザバックパス→体の後ろから出すパス
- ループパス→山なりのパス
- アンダーハンドパス→下から出すパス
- サイドインパス→片手で出すパス
- ハンドオフパス→手渡しのパス
- タップパス→来たボールを掴まずに直接叩いて出すパス
- ジャンプパス→飛んで空中にいる間に出すパス
- クイックパス→ボールをもらってからすぐに出すパス
- ノールックパス→パスを出す相手を見ずに出すパス
試合ではこれらのパスを使い分けて戦います。
ノールックパスはフェイントとしても使うことができますよ。
バスケのドリブルの種類
オフェンスの要であるドリブルにも種類がありますね。
ボールを突くという動作ひとつひとつにも名前がついています。
- フロントチェンジ→体の前でボールを操る手を入れ替えること
- レッグスルー→足の下でボールを操る手を入れ替えること
- インサイドアウト→方向を変えると見せかけるドリブル
- バッグビハインド→体の後ろを通すドリブル
- ガルウィング→片方の手に大きくボールを引きつけるドリブル
NBAを見ていると解説者はもっと多くの用語を話していますよ。
しかし中学校や高校で使うのは上記のものがほとんどです。
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バスケのシュートの種類
続いてバスケのシュートの用語を解説していきます。
- レイアップ→走りながらリングの近くでするシュート
- レイバック→リングの下を通り過ぎて後ろ向きでするレイアップ
- リーチバックシュート→リングの下で真上に跳んだあと手を伸ばし、手のスナップだけで打つシュート
- フックシュート→片手で放つ弧を描くシュート
- ダブルクラッチ→空中にいる間に、シュートしようとした手とボールを一度下げて持ち替えてから打つシュート
- ギャロップステップシュート→空中でディフェンスをかわして体ごと逆サイドを向いてリングに向かうシュート
- ユーロステップシュート→1歩目を踏み込んだあと大きく方向を換えて2歩目を踏むシュート
- フリースロー→ファウルのあとに与えられる1ポイントのシュート
- ツーポイントシュート→試合中の通常のシュートで、成功すれば2ポイントが入る
- スリーポイントシュート→スリーポイントラインの外側から放たれるシュートで、成功すれば3ポイントが入る
- タップシュート→ボールをつかまずにそのまま叩いて打つシュート
- ダンクシュート→直接リングに叩き込むシュート
- アリウープ→空中でパスを受け、着地をせずにそのままダンクシュートをすること
- ミドルシュート→リングから距離のある場所から打つシュート
- ジャンプシュート→ジャンプをして最高点で放つシュート
- ジャンピングシュート→ジャンプをしながら放つシュート
- ミートシュート→味方からのパスに向かって行って打つシュート
- バンクシュート→バックボードにボールを当てて成功を狙うシュート
シュートの種類ではありませんが、シュートに関係する用語もあります。
- アーチ(ループ)→ボールの軌道
- スウィッシュ→ボードやリングにボールが当たらずに綺麗にシュートが決まること
- エアボール→バックボードやリング、ネットに触れなかったシュート
- ブザービート→タイマー終了のブザーと同時に成功したシュート
- フィールドゴール→フリースロー以外の2ポイント、3ポイントのシュートのこと
- フォロースルー→シュート後に腕をリングに向けて伸ばすこと
- ポンプフェイク→ボールを突き上げる動きでフェイントをかけること
- フィンガーロール→指を回してボールに回転をかけること
- バスケットカウント→ファウルがあったときのシュートの得点が認められること
細かく見ていくとこれ以上あります。
シュートだけでもものすごい量ですね。
バスケのポジションの用語
サッカーや野球、バレーなどのスポーツにはポジションがありますね。
バスケにももちろんポジションがあります。
- ポイントガード→チームの司令塔で「1番」とも呼ばれる
- シューティングガード→外からのシュートとポイントガードの補助で「2番」とも呼ばれる
- スモールフォワード→外からのシュートと中に切り込んでいく攻撃をする選手で「3番」とも呼ばれる
- パワーフォワード→ポイントエリア付近での攻撃をする選手で「4番」とも呼ばれる
- センター→ゴール下で戦う選手で「5番」とも呼ばれる
- アウトサイド→ポイントガード、シューティングガード、スモールフォワードのこと
- インサイド→パワーフォワード、センターのこと
各ポジションごとに役割があるので、ポジションの名前と役割はセットで覚えましょう。
バスケのコート用語
バスケのコートは複数のラインで作られています。
そのラインにもそれぞれ名前があります。
また、ラインの内側や仮想的なラインで区切られた範囲があります。
それを「エリア」といいますが、エリアにも種類があります。
ラインの用語
バスケのコートを作っている線についてまとめていきます。
- エンドライン→コート外周の線のうち、ゴール下のライン
- サイドライン→コート外周の線のうち、両脇にある1番長いライン
- センターライン→コートの真ん中に引かれたライン
- フリースローライン→フリースローで用いられるライン
- スリーポイントライン→エンドラインから大きく引かれた半円
- センターサークル→センターラインの真ん中にある円
- ノーチャージセミサークル→ゴール下にある半円
- スローインライン→サイドライン上にある短いライン
このラインは、長さや太さ、色までが公式のルールとして定められています。
バスケのエリアの種類
コートの中に数多く存在するエリアの名前を見ていきましょう。
バスケをしていれば、「◯◯でパスもらえ!」などという指示も多く出ます。
エリアの名前を知らないと難しいプレイもありますよ。
- オールコート→コート全体のこと
- ハーフコート→センターラインで区切ったコート半分のこと
- バックコート→攻めるリングとは反対側のハーフコート
- フロントコート→攻めるリングがある側のハーフコート
- ペイントエリア(制限区域)→フリースローレーンとフリースローライン、エンドラインで囲まれた場所
- ミドルライン→コートを縦に半分に区切る仮想的なライン
- ゴールライン→ボールとリングを結んだ仮想的なライン
- ボールライン→ボールとオフェンスを結んだ仮想的なライン
- ファウルライン→フリースローラインを仮想的に延長したライン
- ミドルレーン→コートを縦に三等分したときの真ん中のレーン
- サイドレーン→コートを縦に三等分したときの両サイドのレーン
- ボールサイド→コートを縦半分に区切ったときにボールがある方のコート
- ヘルプサイド→コートを縦半分に区切ったときにボールがない方のコート
- ローポスト→ペイントエリア内でリングに近い場所
- ミドルポスト→ローポストとハイポストの中間
- ハイポスト→フリースローラインの近く
- エルボー→フリースローラインの両端
- コーナー→サイドラインとエンドラインで作られた角
- ショートコーナー→フリースローレーンとエンドラインで作られた角
- コフィンコーナー→センターラインとサイドラインで作られた角
- 0度→リングを中心に一直線の場所
- 45度(ウィング)→リングを中心に見たときに45度に当たる場所
- 90度(トップ)→リングの正面にあたる場所
知らないと指示を出せない、指示が理解できないというものばかりです。
ラインの名前とエリアの種類は覚えておきましょう。
バスケのファウルの用語集
ファウルにも種類があり、ファウルによって罰則も変わります。
- パーソナルファウル→不当な体の接触によるファウル
- プッシング→ディフェンスがオフェンスを押すファウル
- ブロッキング→ディフェンスがオフェンスを不当に防ぐファウル
- ホールディング→ディフェンスがオフェンスに抱きつく、腕を掴むファウル
- イリーガルユースオブハンズ→ディフェンスのオフェンスの手をたたくファウル
- オフェンスチャージング→オフェンスがディフェンスを押す、ぶつかりに行くファウル
- イリーガルスクリーン→スクリーンをかけたあとに動くファウル
- テクニカルファウル→暴言や挑発、用具に対しての八つ当たりなど、接触がないファウル
- アンスポーツマンライクファウル→わざと叩く、押すなど、スポーツマンらしくない行為
- ディスクォリファイングファウル→暴力など、最も重いファウル
- ダブルファウル→両チームが同時にパーソナルファウルを起こすこと
- ファイブファウル→個人で5回ファウルをすること
それぞれ心配のジェスチャーも違います。
プレイと審判を見ていると覚えやすいですよ。
バスケのルールの種類
バスケをする上で必ず知っておかなければいけないのはルールですね。
ファウル以外のルールを見てみましょう。
- バイオレーション→ルールを破ること
- トラベリング→ボールを持って3歩以上歩く違反
- ダブルドリブル→ドリブルしていたボールを一度持って再度ドリブルを始める違反
- イリーガルドリブル→ドリブル中にボールを手のひらに乗せてドリブルをする違反
- 3秒ルール→ペイントエリア内で3秒間何もせずにいる違反
- 5秒ルール→パスかドリブル、シュートをせずに5秒間ボールを持つ違反
- 8秒ルール→オフェンスになったとき、8秒以内にバックコートからフロントコートへボールを進めなければいけない
- 24秒ルール→オフェンスは24秒以内に攻めなければいけない
- アウトオブバウンズ→コート外へボールが出ること
- バックパス→一度フロントコートへ進めたボールをバックコートに返す違反
- ゴールテンディング→シュートしたボールがリングより高い場所にあるときにボールに触れる違反
- インタフェア→シュートしたボールがリングの上にあるときに、バックボード、リング、ネットに触れる違反
ルールは確実に覚えましょう。
バイオレーションは何度やってしまっても退場をするというルールはありませんが、チームとしては交代をさせることが多いです。
試合に出たいなら気をつけなければいけませんね。
バスケプレイの用語集
試合に勝つために、様々な作戦を考えることでしょう。
オフェンスの仕方、ディフェンスの仕方はたくさんあります。
- トリプルスレット(スリースレット)→ボールを持った時に、ドリブル、パス、シュートのどれでもできるようにしておく構え方
- パワードリブル→インサイドでポジションを取りながら強くドリブルすること
- ボールミート→パスを受けるためにボールに向かって行くこと
- リバウンド→シュートが外れたときのボールを取ること
- カット→ボールを持っていないオフェンスがシュートのため、パスを受けるために動くこと
- Iカット→ゴールの方へ動いて元の位置へ戻る、I字を書くようなカット
- Lカット→ゴールの方へ動きボールの方へ動く、L字を書くようなカット
- Vカット→ディフェンスに当たるように入り込む、V字を書くようなカット
- カールカット→スクリーナーの周りを回り込むカット
- セットプレイ(ナンバープレイ、フォーメーション)→事前に決められた動きで得点を狙うもの
- ペネトレイト→ドリブルやパスで外から中へ突破すること
- ノーマーク→ディフェンスが誰もついておらず、フリーの状態
- ジャンプストップ→両足で着地して止まること
- ギブアンドゴー(パスラン)→パスをしてカットすること
- アウトナンバー→攻撃エリア内で、オフェンスがディフェンスより多くなること
- スクリーン(ピック)→ディフェンスの近くに立ち止まって進行を妨げること
- ピックアンドロール→味方であるボールマンへピックした後、ゴールに向かってロールして行きパスをもらうこと
- スクリーナー→スクリーンをかける人(壁を作る人)
- ユーザー→スクリーンを利用して攻める人
- シール(ポストアップ)→ディフェンスに密着して自分の体を使って壁を作って面をとること
- ボックス(スクリーンアウト)→リバウンドの際に相手とリングの間に入り込んで相手を押し出そうとすること
- セフティー→リバウンドには行かず、速攻に備えてディフェンスの準備をする人
- スローイン→コート外からコート内へボールを入れること
- ピボット→ボールを持ったまま、片足を軸としてもう片方の足で動くこと
- アシスト→シュートの成功に直接繋がったパス
- バックドア→マークマンの裏をついてリングに向かって走り込み、パスを狙うこと
- シュートセレクション→シュートを打つか打たないかの判断をすふこと
- シュートレンジ→シュートを打った時にボールがゴールに届く範囲
- トランジション→攻守交代の際にプレイを切り替えること
- クロスステップ→足を交差する歩き方
- サイドステップ(スライド)→足を交差せずに横に動く歩き方
- スティール→ディフェンスがパスやドリブル中のボールを奪うこと
- ターンオーバー→スティールやバイオレーションによって相手ボールにしてしまうこと
- マッチアップ→各選手が守る相手を決め、その相手を担当して守ること
- ミスマッチ→身長差のある相手についてしまうこと
- ブロックショット→シュートを弾いて止めること
- ゾーンディフェンス→自分の担当する範囲内で徹底的に守るディフェンス
- プレス→ボールマンに常にプレッシャーをかけるディフェンス
- ダブルチーム→ボールマンを2人で挟んだり囲んだりして守るディフェンス
- スイッチ→プレイ中にディフェンス同士でマークマンを交換すること
- ショウ→スクリーンが起きた時にスクリーナーのディフェンスがスイッチするように見せかけること
- トラップ→オフェンスの思い通りのプレイをさせないために罠を仕掛けるディフェンス
- ディナイ→パスコースに掌を向けてパスをさせないようにするディフェンス
バスケでは、これらの用語を使って作戦を立てたり練習したりしています。
まとめ
今回はは、バスケの用語を一覧でまとめました。
バスケには多くの用語があります。コートに立ちながら、プレイをしながら考えると覚えやすいです。
バイオレーションやファウルは、プレイヤーの動きと審判の動きをリンクさせて覚えましょう。
用語を覚えれば、チームメイトとのコミュニケーションを取りやすくなります。
顧問や監督、コーチの言っている内容も理解できるようになるので、バスケがうまくなるかもしれませんね。
「わかる」「できる」は「楽しい」へ繋がります。
バスケの用語を覚えて、楽しくスキルアップできるように頑張ってくださいね。
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